ポンスケ 長澤知之 コード

勧善懲悪ってものは楽なもんですよ     G/C/G

難しく考えなくて済みますもの     F/C/G

なぜ否定がいけないかって問う人を否定して     G/C/G

ただ「否定はいけない」て問う人を否定して     F/C/G

僕は殴られたくないからポンスケが嫌いだけど     D

この手は上げない     G/C-Dadd9(11)※/G

 

この広い野原いっぱいに咲く花が    D/G

みんなみんな造花だったらギョッとしないかい?     D/G

そういう気付きって一種の卒業     Em/C

でもポンスケはそれを許さない     G/C-Dadd9(11)/G

 

旅人の視線は地平線     C/D/G

病人の視線はトラバーチン模様     C/D/G

でもポンスケの指差す先は     C/D/G

常に地平線の向こう     C/D/G    G/D

 

弱い僕を クソなエゴと 脆い契と 雑なルートで     Em/C/G/D

守ってくれるらしい かくまってくれるらしい     Em/C/G

お得意の優しい世界で     D/Em

対話と笑顔で     Em/G

握手と約束で     G/C

自由と束縛で     C/G

そうは言うけど永遠こんな歌歌う気はないよ     D/G

 

大義を揚げれば何でもできるもんですよ

そうすりゃ犠牲なんか怖くないもの

なぜ喧嘩がいけないかって問う人を罵倒して

ただ「喧嘩はいけない」って問う人を黙らせて

僕は自分が好きだけどポンスケは嫌いだから

この手を横にふる

 

弱い僕を クソなエゴと 脆い契と 雑なルートで

守ってくれるらしい

かくまってくれるらしい

お得意の優しい世界で

対話と笑顔で

握手と約束で

遺憾と要請で

希望と我慢で

ダメな僕を 罪な過去と 病める今日と ベターな明日の雑なルートで     Em/C/G/D

守ってくれるらしい かくまってくれるらしい     Em/G

もう真っ平だね 延々そんなバカでいる気はないよ     D/G

 

夕暮れはマントルの向こうの 大西洋の朝日なんだ    

                                                               C/Dadd9(11)/G    C/Dadd9(11)/G

でもポンスケは全世界に 無理やりお休みを歌う     C/Dadd9(11)/G    C/Dadd9(11)/G

起きたらラブソング歌う     C/Dadd9(11)/G

うるさいラブソング歌う     C/Dadd9(11)/G

 

 

※Dadd9(11) = Cの形のまま3フレットにスライド

たぶん、きっと

たぶんきっとこうなるんだろうって笑った
雲を仰げばどれも思い通りの形に見えた

昔話に変わってしまっても雲を仰げばどれもあの日と同じさ

きっとそうさこれから始まるんじゃないかな

失った夢すら本当はまだ懐いてんじゃないかな

あの頃瞳に映した光 声にした歌 手にした恋 ヒリヒリしたコンプレックスは

今の僕となり君に繋がったその喜びが言うのさ進んでいいよって

きっとそうさこれから始まるんじゃないかな

願いさえ強けれは期待して良いんじゃないかな

僕らはみんな魔法使いの弟子唱えれても解き方を知らない
戻れない日々にしらけちゃうよりは 冷めてないことを分かち合おう 分かち合おう

きっとそうさこれから始まるんじゃないかな

悲しみや痛みすら 奏でられるじゃないかな

ずっとそうさこれから始まるんじゃないかな

ほら君のその存在が教えてる これなんだって

たぶんきっと

地上の天国なソングライターの唄 AL

誰もが同じように笑って  誰もが同じ境遇を辿って

分かり合えるようになれたらいいな

神さま神さま お願いだ

 

誰もが同じ星の下  誰もが同じ星の上

あるがままを愛し合えたらいいな

神さま神さま だからさ

僕を分かって 僕を許して 僕を使って 僕を壊して

分かり合えるようになりたいだけさ

それは地上の天国なソングライターの唄

 

あぁこの流れる水のように  降り注ぐ陽の光のように

分かち合えるようになれたらいいな

神さま神さまお願いだ

僕を分かって 僕を許して 僕を使って 僕を壊して

分かち合えるようになりたいだけさ

それは地上の天国なソングライターの唄

 

願いどおりにいかないよ

思いのままいかないよ  神さま神さま

それは地上の天国なソングライター

君と手をつなぎたいだけなのさ

地上の天国なソングライターの唄だよ  みんな聞こえるかい

 

僕を分かって 僕を許して 僕を使って 僕を壊して

君に届いて 君に届いて 君に届いて 君に届いて

 

誰もが同じように笑って  誰もが同じ境遇を辿って

分かり合えるようになれたらいいな

それは地上の天国なソングライターの唄

地上の天国なソングライターの唄

 

NOW PLAYING AL

今、白い羽 空から降ってきて
君に手紙を書くチャンスだチャンスだ
あぁ僕らがすれ違ってきたのは
僕のせい 君のせい 神さまのせい 誰のせい?
I don't know I don't know
でも分かるんだこのビートがリズムが
今、今なら
 
今、南風 突然吹いてきて
キャンバスに絵を描くチャンスだチャンスだ
あぁ僕らがはぐれてしまったのは
僕のせい 君のせい 神さまのせい 誰のせい?
I don't know I don't know
でも分かるんだこの高鳴りがメロディーが
今、今なら
 
今、君の目に僕の目が写って 世界が弾けるその時だその時だ
あぁ僕らが夢見ていた場所 恋しているんだこれからどこまで
I don't know I don't know
でも分かるんだこのビートがリズムが
I don't know I don't know
でも分かるんだこの高鳴りがメロディーが
今、今なら

懐かしい雨の匂い 小山田壮平 AL

もう一度君に会えたその時は
懐かしい雨の匂いのことを話そう
椿の赤に濡れたしずくを見た
遠い遠い記憶が舞い戻る
青と群青が混ざり合う空に
心奪われながら走り抜けて
公園の先のあのカーブで再開
胸が弾んじゃうような あの匂いのこと
あれからまた僕らは
走って行く 流れて行く

懐かしい雨の匂いのことを話そう
きらきら光るトタン屋根の血の香り
世界は今よりももっと大きくて
あれからまた僕らは走って行く
あの空を見上げたら 淡い夢の中へ
俯いた心にも 小さな虹がかかる

もう一度君に会えたその時は
懐かしい雨の匂いのことを話そう
立ち止まったあの日の瞳がふたつ
覗き込んで時を止めてしまうよ

あの日の約束通りに

タオルケットに滲む香りを こんなにも抱きしめている

どこへも行かないでなんて言っても仕方のないことだね

ただ紡いでゆく暮らしに 君の残した瞳に

胸をときめかせているのさ ねぇわかると思うんだ

どんな言葉で飾っても どうにもカッコつかないんだ

僕のダメなところを君は嫌になる程知っている

あの日嘘をついたこと 謝りたいのだけれど

臆病な僕はまた冗談にかえてやり過ごすのだろう

降り止まない雨の中 強く手を握った

もうそれだけで良かったんだ 僕らそれだけでいいよね

 

君が小さく頷けば 朝のコンビニに走るよ

暗くなるようなニュースには今は触れないでおこうか

丸い背中を撫でながら いつまでもこのままでいてと

神様は信じられないけど 祈るように眠るんだ

傷だらけの心は 愛へと続いてる

こっちへおいでと君のことを 何度でも僕が呼ぶから

君は扉をあけて 何度でも帰っておいで

二人は並んで夢を見る あの日の約束通りに

それは風のように 小山田壮平

古いアルバムにあの日と同じ瞳を見つけた僕を見つめる瞳を
長い階段に駆け上がって消えた 何かを失っても振り返らずに

あの人が残したカケラを大切に 集めては僕にささやく悲しい人
窓の外には洗濯物が揺れる 何も言わず色とりどりに

あの頃は夢のように 淡く儚く
いつからか萎れた小さな背中に 溜息をつく時は流れた
それでもまだ追いかけているんだよ 君のいる空を

愛してた二人は風のように
あの日の波を覚えているかい
曇りガラスの君の心は
僕はいつでも 覚えているよ
振り向いて
振り向いて

君に似た花に語りかけられて
見えない光に
僕は目を覚ます
それは風のように それは胸の奥に
それは風のように それは胸の奥に...